山に来て驚いたのは、山椒の木が自生していることでした。
私は愛知県出身で赤みそ文化で育ち、母がよく作ってくれる「みそ田楽」が大好きです。
「みそ田楽」とは、もめん豆腐を竹串にさして炭火で焼いて、甘辛い赤味噌ダレをつけたもので、
山椒の葉っぱを載せて食べると絶品なんです♪
そんなわけで、私は小さな頃から山椒の香りが大好きで、結婚して大阪の賃貸住宅で暮らし始めてからも、山椒の苗を買ってきて、植木鉢で育てていました。
でも植木鉢の山椒は、弱弱しい感じで、あまり大きくはならず(40~50㎝くらい)、
葉っぱを摘むのも気が引けて、7年育ててやっと実が5つくらい実って喜ぶ程度でした。
それが山に来て、庭に地植えにしたら、すくすくと大きくなって10年でこんなになりました!
(ちなみに、山椒の手前のもみじの木は、勝手に生えてきた自生です。)

地植えした翌年から、めちゃめちゃたくさんの実がなるようになりました!

それだけじゃなく、山では山椒があちこちに自生してまして、

勝手に生えた山椒が、10年経ったら4~5メートルもある巨木になってます。

摘んでも摘んでも新しい芽が出てきて、実もいっぱいなります。採りきれません。
うちの庭だけでも、5~6本の山椒が生えています。
都会なら、勝手に山椒が生えてくるなんて考えられないですが、日本の山って、本当に豊かですごいなあと思います。
山椒は、高い健胃・整腸・鎮痛作用を持ちます。
胃腸の働きを活発にして消化を助け、冷え性改善や殺菌・抗菌、代謝向上によるダイエット効果も期待できる「和のハーブ」と言われています。
漢方では腹部を温める薬としても利用されます。
冷え性の私にはぴったりで、夫も大好きで、
ちりめん山椒をつくったり、麻婆豆腐にいれたり、胡椒の代わりに使ったり、
冷凍して年中おいしくいただいています。

ただ残念なのは、
自生した山椒の木が大きくなりすぎて、私の植えた桃の木が、日陰になってしまったことです。
山椒は落葉樹なので、冬場は葉が落ちるのでいいのですが、春から夏にかけて葉が茂って、山椒の木の西北に植えてある桃の木は、ほとんど日陰になってしまいます。
桃の木は、植えて3年目くらいから、小さいけれど甘い実がなるようになりました。
山椒の木は、その頃は小さかったので日当たりが良かったのですが、10年経ったら桃の木の倍くらいの大きさになってしまいました。



桃の木は、ヤギのフンをあげるくらいで、ほったらかしです。
ですが、それでも10~20個収穫できて、とっても甘くて、夏の暑い日に冷やして食べると最高なんです♪
これからも桃を食べるには、山椒を剪定するしかないですね。
「山椒は笑いながら切ると枯れる」と祖父が言っていたので、気を引き締めて、枯れないように丁寧に、よく切れるハサミやのこぎりで切ろうと思います。
ネットで調べたら、剪定は12月~3月ごろがいいそうです。
また、今まで1回もしたことがなかったのですが、山椒に剪定は必要なようです💦
山椒の木は「すりこぎ」にもなるそうなので、切ったら作ってみようかなと思います。

