山に住むなら、かまどか薪ストーブが欲しいな。
停電とかになっても、かまどか薪ストーブがあれば、なんとかやっていけるような気がして、
なんとな~く、そう思っていました。
そして、2015年に薪ストーブ付のログハウスを建てました。
実際の薪ストーブの導入費用は約40万でした。
実際に使ってみて、とても満足しています。
この記事では、山のログハウスに薪ストーブを導入した費用などを
体験ベースでまとめています。
これから薪ストーブを検討している方の参考になればうれしいです。
最初の見積もりは約100万円でした。
薪ストーブ付の家が欲しいなあ。
そうは思っても、家を買ったことも建てたこともなく、
もちろん土地も持っていません。
さらに、薪ストーブに関しても大した知識はなく、
実物を見たことも、使ったこともありません。
そんな感じでしたが、
「いい出会いがあるかも♪」と、
とりあえず、あちこち田舎暮らし物件を見て回りました。
そして同時に、いろんなモデルルームを回って、見積もりを何件か取りました。
薪ストーブを入れると、やっぱりどこもプラス100万円以上必要になる感じでした。
薪ストーブ本体だけでなく、煙突工事や設置費用なども含まれるため、
思っていた以上に高くなるみたいです。
最初はログハウスにこだわらず、
一般住宅に薪ストーブを取り付けたケースでも、見積もりを取りましたが、
気密性が高い家に薪ストーブを導入する場合は、さらに高額になるみたいでした。
また、最初に見た薪ストーブのカタログは、
おしゃれな外国産のものが主流で、とても高額でした。
正直、この時点では「薪ストーブはうちには無理かも。」と感じていました。
本当はオーブン付きに憧れていました
料理はぜんぜん得意じゃないんですが、
なんとな~くオーブン付きの薪ストーブに憧れていました。
どうせ薪を使うなら、一緒に料理もできたほうが一石二鳥やん?
とか思っていたのです。
でも、オーブン付きの薪ストーブは、さらに割高になり、
また見た目も複雑で、使いこなせない気がして断念しました。
ただ、いろいろな種類の薪ストーブがあり、見ているだけでも楽しいので、
とりあえずカタログを取り寄せてみるのはいいと思います。
最終的に約40万円で導入できた理由
いろいろ検討した結果、最終的には約40万円で導入しました。
大きかったポイントは以下です。
・薪ストーブ本体をシンプルな国内メーカーのものにした。
「ホンマ薪ストーブHTC-80TX」(2015年当時14万円)
・必要な機能に絞った
・ログハウスとセットで建ててくれるところを探した。
工務店さんに予算を提示して、その範囲で収まるように相談しました。
(気密性がそれほど高くないので、外気吸入オプションは付けていません。)
また、今は持続可能な社会のために、
薪ストーブやペレットストーブの導入に、
補助金を出してくれる自治体も増えてきています。
調べてみてください。
サイズやスペック選びは工務店さんに任せました。
薪ストーブのサイズなどについても、工務店さんにアドバイスしてもらいました。
我が家の設計は、2階建て約26坪ですが、
提案された「ホンマ薪ストーブHTC-80TX」は40〜50坪用です。
私は内心、オーバースペックじゃないのかな?と思っていたのですが、
さすがは、ログハウスや薪ストーブの建設・設置の経験豊富な工務店さんです。
おススメの薪ストーブで、真冬でもしっかり暖かく、余裕をもって使えています。
夜寝る前に薪を入れて、空気を絞って眠ると、朝はまだ火が残っていて暖かいです。
プロにお任せしてよかったです。
小さいサイズを使っている方が、
「夜も2時間置きに薪を補充しないといけない。」
「薪のサイズを、小さくしなくちゃいけない」
とおっしゃっていたので、
設置する薪ストーブの大きさの決め手は、空間の広さだけじゃないんだと思いました。
ストーブの取扱説明書には、ストーブに入る薪の長さが表示されているので、
チェックしてみてください。
ちなみに、うちの薪ストーブは45センチの薪が入ります。
他にも、家の気密性や天井の高さ、間取りによって最適なストーブのサイズは変わるようです。
また、薪ストーブといっても、構造や素材などメーカーによって特徴もさまざまです。
設置経験豊富な工務店さんや薪ストーブのメーカーさんに、相談するのが安心だと思います。
煙突は「まっすぐ長く」とアドバイスされて
煙突については、最初は曲がりのある設計でした。
ですが、
「できるだけ真っすぐ長くした方がいい」とアドバイスを受け、変更しました。
その分、費用は少し上がりましたが、
・煙の抜けが良くなる
・燃焼効率が上がる
といった理由からです。
実際に使ってみても煙トラブルはなく、
この判断は正解だったと感じています。
掃除もしやすいです。
ちなみにうちは、ステンレス黒耐熱使用φ150です。
屋根だしタイプの煙突一式で、約18万(2015年当時)でした。
工務店さん曰く、
「煙突は、薪ストーブ以上に重要」だそうです。
煙突の上部部品は、載っているだけでカポッと取り外せます。
年に一度、屋根に上って、この上部を外して煙突掃除をします。
煙突掃除のブラシを、上から入れて上下すると、煤がいっぱい薪ストーブ内に落ちます。
家の煙突の長さと直径にあったものを購入してくださいね。
使ってみて感じたメリットとデメリット
うちの薪ストーブを実際に使ってみて感じたことです。
■デメリット※ここはまた改めて書きますが、
・薪の準備はやっぱり手間。
(ものすごい量の薪が必要。そしてかなり重い!足の指に落として骨折しました。)
・すぐには暖まらない。
(私が思った以上に不器用で、全然火が付かない。(涙)
・薪を保存する雨の当たらないスペースが必要。
・対流が起こるため、ほこりがたまりやすい。
・カメムシ(ものすごく臭い!)が薪に大量にくっついてくる。
■メリット
・家全体が温まる。(火が消えてもしばらく暖かい。)
・洗濯物がよく乾く。
・国内メーカーの薪ストーブで、メンテナンス用品が手に入りやすい。
(近くのホームセンターでも手に入る。)
・鍋とかおいて、普通に煮炊きできる。
・伐採した木や枝を有効活用できる。
・災害などで停電しても、暖が取れて煮炊きもできる。
感じているメリット・デメリットを書きましたが、
今は世界中で、様々な薪ストーブが開発されています。
うちのは結構煙がでますが、煙の少ない薪ストーブもあるようです。
また、うちの薪ストーブは煮炊きするのに向いていますが、
種類によっては、薪ストーブの表面が熱くならないものもあるようです。
それぞれの薪ストーブに特徴があるので、
自分の希望にあう薪ストーブを探してみてもいいかもしれません。
シーリングファンはほぼ必須
実際に使って感じたのですが、
シーリングファンはほぼ必須だと思います。
暖かい空気は上にたまるので、
これがあるだけで部屋全体の暖まり方が全然違います。
これから導入する方は、最初から検討しておくのがおすすめです。
取り付けるスペースを確認して、
奥行きや大きさ、重さなどのサイズに注意して購入してくださいね。
また、傾斜がある場所に設置する場合は、
「傾斜取り付け可」と書いてあるか、確認してくださいね。
傾斜に取り付ける場合は、別途部品が必要になることもあります。
ちなみに我が家は、階段と1階リビングの2か所に取り付けています。
2階の天井は低いので、取り付けませんでした。
(洗濯物は薪ストーブの上の部屋(2階)に干してて、すごくよく乾きます。)
こんな人には薪ストーブは向いている
薪ストーブは誰にでもおすすめできるわけではありませんが、
山暮らしには合っていると思います。
また、こんな人には向いていると思います。
・近くに木が生えている。
・火が好き。
・力が有り余っている。(薪割とかで発散できる)
・近所に民家が少ない。
・高いところが好き(屋根に上って煙突掃除できる)
【まとめ】
薪ストーブは決して安い買い物ではありませんが、
工夫次第で費用を抑えることもできます。
我が家は見積もり100万円からスタートして、
最終的には約40万円で導入しました。
そして今は、「導入してよかった」と感じています。
これから検討している方の参考になればうれしいです。

